シニア犬(老犬)になると、だんだん食が細くなる。
シニア犬(老犬)になると、食べさせることに苦労する。
という勝手なイメージがあったんですよね。

以前飼っていたポメがそうだったんです・・。
でも
毎日の食事にとても苦労していたのに、歳をとったある頃から食欲旺盛なんだけど・・。
√シニア犬って食欲旺盛になるもの?
√早食いにもなる?
√病気ではない?
老犬の食欲や注意することについてまとめてみました。
気になっている飼い主さんは、参考にされてくださいね。
シニア犬は食欲旺盛になるもの?
結論からいいますと、シニア犬の食欲には個体差があり、食欲があるわんちゃんもいれば、食欲がなくなるわんちゃんもいます。
犬飼いさんの体験談をご紹介させていただきます!
▶︎我が家には15歳のポメラニアンがいます。
まだまだ元気で食欲も旺盛なのですが、最近歳のせいか少し痩せてきました。
今までは気管支炎を持っていたこともあり、太らせないように気をつけていたので、ご飯もおやつもあげすぎないようにしていましたが、
もう15歳なので最近はたっぷり甘やかしています(^^)
▶︎うちの老犬(14歳の半ビーグル雑種、腎臓を患っています)なんですが、最近どうにも食欲が落ちて来まして…カリカリだけだと飲み込み難いのか?
と思いレトルトのフードと混ぜたら、今日は沢山食べてくれました。
▶︎ポメラニアン(初めて飼ったわんこです。)
▶︎先代犬(フラットコーテッドレトリバー)は9歳で亡くなりました。
好き嫌いもなく何でも美味しそうに食べる子でしたが、シニアになっても、食べることについては特に変化ありませんでしたよ。
ただ、腫瘍が転移してからは食欲が落ち、食べれないこともありました。
そんな時、果物だけは食べてくれたので細かく刻んで手で食べさせていました。
病気があると、食欲が落ちていくことが多いと思います。
一例ではありますが、実際にわんちゃんを飼っている方の体験談です。
必ずしも食欲旺盛になる、または食欲が落ちるわけではないけれど、食べても食べても満腹感がなく、食べ物を要求されるのは心配ですよね・・。
シニア犬で食欲旺盛な場合、どのようなことが考えられるのでしょうか?
認知症
わんちゃんも人間と同じように「認知症」を発症することがあります。
認知症の場合、必ずしも食欲旺盛になることだけではありません。
⚫︎ボーッとしている
⚫︎反応が薄い
⚫︎寝てばかりいる
⚫︎夜中に徘徊したり、鳴いたりする
⚫︎トイレを失敗する
⚫︎意味不明な行動をとる
わんちゃんの症状も様々なんですよね。
認知症では、食べたことも忘れ、異常に食欲旺盛となり、食べることに対して強い執着心を持つ子もいます。
糖尿病
シニア犬になると発症頻度が上がると言われる糖尿病。
⚫︎食欲増進
⚫︎多飲多尿
⚫︎体重が減る
⚫︎嘔吐や下痢
糖尿病では、食欲が増しているのに体重が減るという症状も見られ、他の病気も併発しやすい、命の危険を脅かす病気でもあります。
人間と同じく、生活習慣病と考えられますので基本的生活習慣の見直しが大切ですね。
クッシング症候群
シニア犬になると発症頻度が上がると言われるクッシング症候群。
⚫︎食欲増進
⚫︎多飲多尿
⚫︎老け気
⚫︎肥満のような体型
⚫︎無気力
⚫︎足腰の衰弱
糖尿病とは逆に、食欲が増して体重も増加するため、単なる肥満と勘違いすることもあります。
上記の症状を伴っていたら疑う必要がありますね。
食欲が異常に旺盛な場合、上記のような病気も原因として考えられます。
異常を感じたら、飼い主さんの自己判断で済ませず、専門医を受診されることが望ましいです。

何もなければないで安心しますしね!
病気の場合は、専門医の指示に従ってください!
シニア犬は早食いにもなる?
早食いについても個体差があり、全てのわんちゃんがそうなるわけではありませんが、上記のような理由により、それまでにはなかった「早食い」になることがあると考えられます。
若いわんちゃんでも、早食いのリスクはありますが、シニア犬になるとますますそのリスクが高くなると想像します。
腸内環境の衰え
加齢とともに、消化吸収を促す絨毛(じゅうもう)や腸を健康にするために役立つ善玉菌が減少します。
腸内環境の衰えから、早食いで一気に食べるとお腹の調子を崩しやすくなることが考えられます。
消化器系の衰え
加齢により胃や腸の消化器の働きは鈍くなってしまいます。
消化液の分泌も減少することから、消化吸収の働き自体が低下するため、早食いで一気に食べてしまうと便が緩くなることが考えられます。
人間と同じように、様々な体の機能の働きが衰えてくるため「早食いによるリスク」も若い頃より高くなる可能性があることは否めませんよね。
食事内容や食事方法については、十分に注意されることをお勧めいたします。
シニア犬の食事内容や食事方法は、以下のアドバイスをぜひ参考にされてください。
▶︎「食べにくい器」がペットショップに売っているのでそれに変えます。
犬は基本早食いです。この早食いに年をとると対応出来ない事が多いので食べにくい器(大体2000円以内)でゆっくり食べさせます。
▶︎ドッグフードも老犬用にして出来るなら肉より魚主体の物にします。
ドッグフードを軽くお湯を通して油をとります。
そのフードを器に入れて更に水を沢山入れお茶つけみたいにします。
こうすれば水分も取れるし。
油も減らせるので効果があると思います。
▶︎牛肉の赤身や馬肉など、生肉を少しだけ与えてみましょう。
犬にとって生肉は、最も消化しやすいといわれています。
牛肉は、老犬やショードッグの滋養強壮にもなります。
少量で問題なく食べるなら、量を増やしていくといいです。
▶︎食餌の量や食べ方については、ご存じの通り体重や犬種により個体差ありますので、食べ過ぎない様に飼い主さんが管理してあげて下さい。
食べ過ぎで太ってしまうと、老犬の場合特に心臓に負担をかけるので良くありませんしね。
老犬用のドッグフードおすすめ
シニア犬のためだけに作られたピッコロドッグフード
√カロリー・脂質控えめ
√必要な栄養がたっぷり
√グレインフリー
√チキン+サーモン70%
シニア犬では、活動量が減り、必要カロリーも減っていると想像できるためカロリー・脂質控えめなドッグフードが理想的です。
単なるダイエットフードとは異なり、シニア犬に必要な栄養が含まれていることが大切です。
ピッコロドッグフードは、シニア犬の細部にこだわったドッグフードです。
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馬肉ならミンチがおすすめ
わんちゃん専用に用意された馬肉のパラパラミンチ
√高タンパク(牛や豚の2倍以上)
√低脂肪、低カロリー(牛や豚に比べカロリー1/2、脂肪はなんと約1/5)
√高カルシウム、高ビタミン(牛や豚に比べ3~4倍、ビタミンは約6倍)
√鉄分(牛や豚に比べ3~4倍)
√グリコーゲン(他の食肉の2倍以上)
√脂肪酸(特に豊富)
馬肉にはあまり馴染みがないかも知れませんが、実は体アレルゲンでわんちゃんにとって消化も良い食材なんですよね。
我が家は、人間も馬刺しをよく食べているので納得できます。
わんちゃん専用に300gずつの小分けミンチになっているので、シニア犬に限らず使い勝手がよく、手作り食にも向いていますよ。
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柔らかい食事にはブッチがおすすめ
より生肉に近い状態、理想的なドッグフードがブッチ(Butch)
√材料が全て無添加
√アレルゲンとなる材料が入っていない
√生肉と同じ約70%の水分含有量
√原材料の最大92%が肉類
√高たんぱく、低脂肪、低カロリー
√風味が良い
√安全性にも注目が高まっている
柔らかく、高たんぱく・低脂肪・低カロリーなので、食欲旺盛・早食いなわんちゃんに向いています。
水分量が多いことで消化器系の負担を減らしてくれるので、食欲や消化機能が低下したシニア犬におすすめされていますよ。
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シニア犬は食欲旺盛になるもの?早食いにもなる?まとめ
シニア犬全てが食欲旺盛・早食いになるわけではないということがわかっていただけたと思います。
わんちゃんの健康状態に強く関係することが分かりますよね。

もうすぐ7歳になる愛犬にシビアな問題です。
人間と同じように、わんちゃんも高齢になると様々な問題を抱えることになると思います。
今は数年前よりもシニア犬を支えるグッズや食べ物がたくさんあるので、家族としてできる限りのサポートをしながら、幸せな犬生であることを願いたいですね。
年齢に限らず「いつもと違う」「何か様子がおかしい」と感じた時には、自己判断で済ませず、専門医で受診されることをおすすめ致します。
シニア犬の食欲や早食いについての記事が、飼い主さんのお役に立てれば幸いです。
シニア犬は食欲旺盛になるもの?早食いにもなる?【体験談あり!】を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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