大型犬が家族になって成長するにつれ疑問に感じること。
√ドッグフードは粒が大きいほうが良いの?
√粒が大きいほうが満足できるのでは?
√粒が小さいと食べ応えが不十分なのでは?

カラダが大きくなると口のサイズも大きくなりますからね・・。
⚫︎この記事では、大型犬のドッグフードは粒が大きいほうが良いのか?
⚫︎粒が大きいドッグフードの方が満足できるのか?
⚫︎大型犬のドッグフードを選ぶ際の注意点
について、お伝えしていきたいと思います。
ドッグフード選びで悩んでいる大型犬の飼い主さんは、ぜひ参考にされてくださいね!
大型犬のドッグフードは粒が大きいほうが良いの?
子犬の頃は、口のサイズが小さいし、ふやかして食べさせることもあり、ドッグフードの粒サイズは気になりませんが、カラダが大きくなり、口のサイズが大きくなるとドッグフードの粒の大きさが気になりますよね?
我が家の大型犬(ゴールデンレトリバー)は、大粒、小粒、どちらも食べさせましたが、もともと食べることが大好きなのでドッグフードのサイズは全く気にならないようです。

もちろん、ウェットフードでも何の問題もありませんでした。
それぞれを食べさせた詳細をご紹介させていただきますね!
大粒ドッグフードを食べた感想
3種の大粒ドッグフードを食べましたが、どれも躊躇なく喜んで食べました。
ロイヤルカナン
ブリーダー宅で食べていたのがロイヤルカナンだったので、こちらも安心して食べさせていました。
ロイヤルカナンは、大粒ドッグフードの中でも特に大きいと思います。
サイズは測っておりませんでした。
四角く、中央が少しぷっくりとしたクッキーのような形をしています。
とっても喜んで食べていましたね〜。
健康上のトラブルもありませんでしたよ。
サイエンスダイエット
獣医師のおすすめだったことから、何の疑問もなく食べさせていたドッグフードです。
子犬の頃、寄生虫に侵され治療中に食べていたのもサイエンスダイエットのウェットフードだったので、特に疑問を抱くこともありませんでした。
小粒から大粒に切り替えて食べさせているドッグフードです。
コロコロしたボール状が特徴的なドッグフードですよね。
直径は約1.1cm、3Dタイプなので他の大粒に比べると直径は小さめですね。
ウ○チもりもり、毛並みも良く、健康上のトラブルはありませんでした。
アカナ
・ドッグフード材料の約60%がカナダ食品検査庁の認定を受けた鶏肉(または羊肉)、カレイが使用されていること。
・単糖の多い米・トウモロコシ・じゃがいもなどの穀類は使用せず、低GI食材である果物やかぼちゃが使われていること。
・新鮮な果物や野菜を多く含んでいること。
という特徴があり、肉食であるわんちゃん本来の食事に近づけるかな?という理由で選びました。
平たいけど、直径約1.6cmほどある大粒で、フィッシュの香りが強いドッグフードです。
健康上、トラブルはありませんでしたよ。
小粒ドッグフードを食べた感想
大型犬ですが、最近は専ら小粒ドッグフードや2種混合で食べさせています。
また、小粒ドッグフードについては詳細をレビューさせていただいているのでこちらから気になるドッグフードをチェックされてくださいね。
ウェットフードを食べた感想
ドライフードに比べ風味の良いウェットフードを喜ばないはずがありません。
ブッチ(Butch)を与えた日には、目をまんまるにしてコマンドを待つ状態。
わんちゃんにとっても魅力あるご飯であることは確かです。
しかし、如何せん大型犬は量を必要としますのでウェットフードのみの食事はコスパ悪しです。
幸いブッチは冷凍可能なので、一日外で遊んだ日や記念日やイベント日など、ちょっと特別な日に与えるようにしています。
結論
個人的な結論としては、わんちゃんが喜んで食べるものであれば「大粒」「小粒」「ウェットタイプ」いずれもOKだと思います。
食べた後の満足感、食べ応えも粒の大きさによる違いはありませんでした。
胃のなかにおさまっているということは栄養にもつながっているので、健康状態も維持できると考えています。
人間のエゴで「同じものばかりでは飽きるのではないか?」と思う場合には、
⚫︎種類の違うものをローテンションで食べさせる
⚫︎ドライフーと+ウェットタイプで食べさせる
⚫︎ドライフード+手作り食で食べさせる
などの工夫をすることで、わんちゃんも喜んで食べてくれると思います。

経験上、大型犬はあまり好き嫌いせずコンスタントに食べてくれますよ!
ドッグフードを選ぶ際の注意点!
わんちゃんが喜んで食べてくれるのであれば、基本的にどのドッグフードでも大丈夫です。
ただ、大型犬の場合注意した方が良いこともあるのでお伝えしておきます。
犬はもともと
・噛まない
・丸呑み
・ガツつく
という食べ方をしますが、大型犬には「早食い」のわんちゃんが多く見られます。

現在の愛犬も先代犬も早食いでした。
早食いも想定内ではありますが、超早食いをするわんちゃんにはドッグフードの選び方にも注意が必要かと思います。
実は、早食いには、
√ 喉に詰まらせてしまう
√ 食べた後に吐いてしまう
√ 胃捻転を起こしやすい
というリスクもあるんですよね。
▶︎ 早食いのリスクについてはこちらで詳しくご紹介しています。
以下のようなわんちゃんは、ドッグフードを選ぶ際に小粒、ミックスする、水に浸して与えるなど、与え方に注意が必要だと考えます。
超早食いのわんちゃん
我が家の大型犬が大粒ドッグフードをわずか34秒で完食していました。

あまりにも早すぎますよね。。
ドライフードは水分が少ないため、唾液などの水分とドッグフードの油分が溶け出し、ドッグフードがくっつくために喉に詰まりやすくなります。
それが、大粒であればさらに大きな塊となって詰まることも考えられます。
食べている最中にむせるわんちゃん
水分が少ないドライフードなので、大きな塊になっていなくても喉越し悪く詰まりがあると考えられます。
小粒のドッグフードに変えたり、水に浸してあげることで食べやすくなると思います。
早食いで水分を摂らないわんちゃん
超早食いではなくても、早食いで水分を摂らないわんちゃんは喉につまりやすくなるとともに、食欲が満たされない場合があります。
ドッグフードは胃の中でゆっくりと消化されるため、早食いしてすぐには満腹感を得られないんですよね。
小粒のドッグフードを食べさせることで、消化が少しでも早くなるのではないでしょうか?
また、ドッグフードを水に浸して食べさせるのも有効だと思います。
わんちゃんの食べ方、食べ終えた後の様子を見ながらドッグフードを選ぶ必要があると思います。
⚫︎超早食いの傾向がある
⚫︎苦しそうに食べている
⚫︎喉に詰まっている感じがある
⚫︎食べた後に吐き出すことがある
このような様子が見られるわんちゃんは、大型犬であっても小粒ドッグフードが良い場合もあります。
わんちゃんの食べ方をよくご存知の飼い主さんが判断されてくださいね。
「よくわからない」という場合は、専門医に相談されるのも良いと思います。

的確なアドバイスを頂けると思いますよ!
ドッグフード(ドライフード)は総合栄養食とも言われ、わんちゃんに必要な栄養成分が十分摂取できるわんちゃんのご飯です。
それは、大粒、小粒で変わることはありません。
また、水分含有量10%以下で保存にも向いているわんちゃんのご飯ですので、数種類を混ぜて食べさせても問題ないと考えます。
カラダが大きいから「粒が大きいドッグフード」ではなく、わんちゃんの食べ方で選ばれることをおすすめいたします。
▶︎ドッグフードを噛まないのは歯に良くない?顎の力にも影響する?
大型犬のドッグフードは粒が大きいほうが良いの?まとめ
大型犬のドッグフード、粒の大きさは大粒、小粒、どちらでも良いです。
栄養的な面では、どちらも問題ありません。
ただ、食べ方に合わせて選ぶ必要があると思います。
まとめると、以下のようになります。
大粒が良いわんちゃん
・カリカリ噛んで食べるわんちゃん
・比較的ゆっくり穏やかに食べるわんちゃん
・途中で水を飲みながら食べるわんちゃん
小粒が良いわんちゃん
・超早食いなわんちゃん
・喉に詰まらせやすいわんちゃん
・水分摂取をしないわんちゃん
我が家の大型犬で検証した結果でご報告させていただきましたが、疑問や不安がある飼い主さんは、行きつけの病院で獣医師にご相談されることをおすすめいたします。
大型犬のドッグフード選びについて悩んだり、迷ったりされている飼い主さんはぜひ参考にされてくださいね。
大型犬のドッグフードは粒が大きいほうが良いの?選ぶ際の注意点!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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