我が家の愛犬ゴールデンレトリバーは6歳になりました。
シニア期突入もあり、前々から気になっていた「早食いのリスク」に本気で取り組んでいかなければと考えています。
犬も人間と同じように、加齢による消化機能の低下が否めませんからね・・。

でも、食べることが大好きだから困っちゃいます。
食べることが大好きで、食欲旺盛な愛犬のために、何とかストレスなく食事を楽しんでもらいたいと効果的な食べ方を研究してみました。
数種試した食べ方で、早食いに効果があると考えられるおすすめの食事方法をご紹介させていただきます。
早食いの愛犬に効果的な食べ方を試した結果
最初に、我が家の愛犬の食事についてご説明させていただきます。
愛犬の食事状況
犬種:ゴールデンレトリバー
年齢:6歳
体重:26kg
食事方法:ドライフード大粒(メイン)
回数:1日2回
食事時間:約35秒
大型犬用のドッグフードを購入していたため、大粒のものを与えていました。
この大粒のドッグフード(1回115g)を、約35秒で食べ終えてしまうのですからかなりの早食い。
「良し!」の合図をして振り向くと、もう食べ終えているような状況でした。

さすがにこの速さ、ヤバイですよね・・。
早食いが原因だと思われる嘔吐は比較的少なく、数えるほどなのが奇跡です。
愛犬は、食べた後に必ずゲップをするのですが、これがリスクに繋がっていない理由なのではないか?と考えています。

ミルクを飲んだ後の赤ちゃんと同じ原理?!
どちらかと言えば、空腹による嘔吐の方があるかな?という感じですが、頻繁なわけではないので問題なく過ごしてこれたと思います。
(胃酸による嘔吐で、1~2度病院でお薬をいただいたことがあります。)
ただ、これから年齢を経ていくと消化器系の働きも若い時同様にはいかなくなる可能性が大きいですよね。
愛犬の健康を保つため、早食いのリスクを少しでも軽減させたく食事方法について研究中です。
試した食事方法をご紹介させていただきますので、わんちゃんの早食いが気になる飼い主さんはぜひ参考にされてください!
早食いの愛犬に試した方法
我が家の愛犬に合う食べ方を探すため、数種類の食べ方を試してみました。
上記で紹介した通り、大型犬用ドッグフードをそのまま与えた場合、34秒ほどで完食してしまいます。

食べている・・ではなく呑み込んでいるですね。
ドッグフード+ウェットフード
高たんぱく、低脂肪、低カロリーで知られている生フードをトッピングして与えました。
できるだけ水分含有量の多いウェットフードを選び、ドライフードにトッピングするカタチです。
簡単でわんちゃんも喜ぶ食べさせ方かなと思います。
食事時間については、ほぼドライフードのみと変わらず。
ただ、水分含有量が約70%なのでドライフードが喉で詰まるリスクを軽減してくれます。

70%という水分含有量は、生肉と同じなんですよね。
ドッグフード小粒
大型犬用の大粒ドッグフードを小粒ドッグフードに変えてみました。
小粒では噛みごたえがないということで大粒を食べさせていたのですが、早食い犬はそもそも噛みません。
「噛まないのなら大粒の意味ないんじゃない?」
むしろ、飲み込む途中で塊になることを考えると、小粒の方がリスク低くなるんですよね。
早食いリスク軽減にもなるので小粒ドッグフードを与えてみました。
ドッグフードを小粒に変えるだけで、食べる時間がずいぶん長くなりました。
不思議なことに、粒が小さい方がカリカリ噛んでいる音も聞こえてきました。

食べにくそうに感じたのは、人間のエゴでしょうね・・。
ドッグフード+水
早食いに効果ありと聞き、早速試してみたのがいつものドッグフードを水に浸した状態で与える方法。
胃腸が弱いわけではないのでふやかすまではしなくて良いので、スープドッグフード のような状態で食べさせました。
水に浸すことで臭いが増すのか、愛犬はとても興味を持ち、同じドッグフードでもさらに食いつきが良かったです。

フードが滑り、食べにくそうな印象・・。
しかも、食べる時間は格段にゆっくりペースとなりました。
試してみた方法は、上記3種です。
食事時間が一番伸びたのは意外にも「ドッグフード+水」でした。
倍以上の食事時間とはなりましたが、水分で滑るため思うようにドッグフードが口に入らず、とても食べにくそうだと感じたのですが・・。
食器からドッグフードが溢れていたので、この食べ方では深めの食器、滑りにくい食器を使うのがお勧めです。
早食いのわんちゃんにおすすめの食事方法は?
愛犬の喜び度はそれぞれで異なりますので、実際に試した上で、それぞれのわんちゃんが喜ぶ食べ方を選ぶのがおすすめです。
ドッグフードを水に浸す
一番簡単に、お金もかけず与えることができる方法です!

成犬であれば、ふやかすまではしなくても大丈夫ですよ!
水に浸すだけで水分が一緒に入っていくので、詰まることなく、早食いのリスク軽減となります。
調べてみると、犬は食べ物が胃に入れば良いので、水に浸されていてもストレスや嫌悪感を感じることはないとのことでした。
確かに、臭い(香り)が強くなるようで、我が家のワンコはウハウハで食べています。
飼い主の視点では「早食い防止とは言え、滑って食べにくそうだし、なんとなくかわいそうだなあ」と思いますが、わんちゃんはそうでないようですよ!

わんちゃんが満足ならそれでいいんだけど・・。
食事時間は一番長いということは、胃のなかに入るスピードもゆっくりになるので、早食いリスクの軽減には一番効果があるのではないでしょうか?
わんちゃんの臭覚、味覚を考えれば問題のない食事方法だと思います。
ドッグフードを小粒に変える
大粒のドッグフードを食べているわんちゃんに限りますが、小粒のドッグフードに変えるだけで食事時間が劇的に長くなります。
わんちゃんにとっても、粒が小さくなっただけで特別な変化もなく、違和感なく食べられる方法だと思います。

ドッグフードには変わりないので総合的な栄養バランスは確保できます!
大粒と小粒を混合にするだけでも、早食いのリスクはかなり軽減されると思いますよ。
現在、大粒のドッグフードを食べているのであれば混合にするのもありです。
こちらでご紹介したドッグフードは全て混合OKのドッグフード です。

食感も良くなるかも知れませんね・・。
ドッグフード+ウェットフード
愛犬の様子を総合的に考えると、一番おすすめの食べ方はドッグフードとウェットフードの混合食です。
ドッグドライフードにこだわる理由については、→こちらをお読みください。
我が家の場合、大型犬を飼っているのでドッグフードは大粒でしたが、小型、中型のわんちゃんはもともと小粒のドッグフードを使われていると思うんですよね。

さらに小粒というのは難しいですよね・・。
現在のドッグフードを無駄にすることなく、愛犬も喜び、早食いのリスクを軽減できる食事方法はドッグフードの一部を生フードや手作り食に変えることだと思います。

風味のある生フードは犬も喜びます。
今回、生フードはブッチ(Butch)を購入してみました。
水分含有量は約70%のブッチは、早食いのリスクを十分軽減してくれる水分量だと思います。
我が家の愛犬は、ウェットフードをトッピングする方法が一番喜びました。
とにかく風味が良いので、封を開ける前から興味津々だったのです。

封開けずに匂うものですかね〜?
ブッチ(Butch)であれば、手作りする手間も省けるので忙しい飼い主さんにもおすすめですよ。
何よりわんこが喜んでくれますし・・。
手作り食をトッピングする場合は、スープ多めに作って置かれると良いかと思います。
水分がある方が、早食いのリスク軽減になりますからね!
個人的におすすめだと思う食べ方はご紹介させていただきましたが、わんちゃんが喜ぶ方法はそれぞれだと思うので、一度試してみられて、わんちゃんが一番喜んでくれる方法で与えることをおすすめいたします!!
シチュエーション別お勧め食事方法
⚫︎いますぐできる食べさせ方を試したい → ドッグフードを水に浸す
⚫︎とにかく時間をかけて食べさせたい → ドッグフードを水に浸す
⚫︎風味を味わってもらいたい → ドッグフード+ウェットフード
⚫︎安心できる食材で食べさせたい → ドッグフード+ウェットフード(手作り食のみでもOK!)
⚫︎ドッグフードを変えたい → ドッグフードを小粒に変える
⚫︎手間をかけずに食べる時間を長くしたい → ドッグフードを小粒に変える
⚫︎ワクワク感を持ってもらいたい → ドッグフード+ウェットフード(手作り食のみでもOK!)
こんな感じですかね?
どれも早食いのリスクを軽減させることは可能だと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
早食いの愛犬に効果的な食べ方を試した結果 まとめ
わんちゃんの早食いリスクに効果的な食べ方って、難しいものではありませんでした。
そして、食べ方を試してみて良かったと思います。
水をかけて食べる方法はすぐに継続可能なので、他方法を試すまでの間、早食い防止対策ができますよ!

わんちゃんは意外とお気に入りのようです。
早食いのわんちゃんは、基本食べることが好きなわんちゃんでしょうから、好き嫌いや偏食についてはあまり考えなくて良いでしょうが、生フードや小粒フードをいろいろ試してみるのもありですよね!
我が家で試して効果的だなと感じた食べ方を、ぜひ試していただけたらと思います。
ぜひ、参考にされてください!!
早食いの愛犬に効果的な食べ方を試してみた結果~おすすめの食事方法は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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